何もかも嫌になった夜に、私をぎりぎり支えてくれた「言葉」と小さな癒しグッズ

「今日はもう、何もしたくない」
「自分なんて、いなくなってもいいかもしれない」
そんなふうに感じてしまった夜が、わたしにも何度もあります。
もちろん、状況や心の状態によっては、専門家の助けが必要な場面もあります。
ここではあくまで、わたし個人が「ギリギリの夜」をなんとかやり過ごすために支えられた、
言葉と、小さな癒しグッズについて書いてみます。
① 「今日は生き延びただけで100点」という言葉
とてもつらかった時期、SNSで見かけて救われた言葉があります。
「今日は生き延びただけで100点。」
仕事も家事も何もできなかった日、
この言葉を思い出して、ぎゅっと涙が出たことを覚えています。
それ以来、どうしようもない夜には、
心の中で何度もこの言葉を唱えるようにしています。
② 「とりあえず包まれる」ための毛布やブランケット
落ち込んだ夜は、とにかく体が冷えやすくなります。
そんなときに助けられたのが、
- ふわふわの毛布
- お気に入りのブランケット
でした。
心が不安定なときほど、
「肌ざわりの良いものに包まれる」ことが、予想以上に安心感をくれます。
私が使う毛布はこちら「毛布 ブランケット 二枚合わせ MAZOT」
③ 心を少しだけ軽くしてくれる一冊
自己啓発本のような「頑張れ!」系の本よりも、
どちらかというと、
- ゆるいイラストがついたエッセイ
- 短い言葉が1ページずつ載っている本
が、落ち込んだ夜には合っていました。
1ページ読むごとに深呼吸して、
「今日はここまででいいか」と思えるような感覚を少しずつ取り戻していきました。
私が影響を受けたエッセイはこちら「もものかんづめ (集英社文庫)」
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④ 無理にポジティブになろうとしない
大事にしているのは、
「無理に前向きになろうとしない」ことです。
ネガティブな気持ちを、「こんなふうに思う自分はダメだ」とさらにジャッジすると、
心はどんどん苦しくなってしまいます。
だからこそ、
- 今日は何もできなかったけど、生き延びた
- 毛布にくるまることだけはできた
- このページをここまで読めた
そんな小さなことを、そっと認めてあげることから始めています。
おわりに:誰かの言葉と、小さな物に支えられながら
「自分の力だけで立ち直らなきゃ」と思う必要はないのかもしれません。
誰かの言葉や、本や、毛布や、マグカップ。
そんな小さな存在に助けてもらいながら、
少しずつ夜をやり過ごしていくことだって、立派な前進だと思います。
このブログ「月夜のこころ眠り」では、
・つらい夜を乗り切るための言葉やアイデア
・そばに置いておきたい癒しグッズ
・心が折れそうなときの夜の過ごし方
なども、これから書いていきます。
もし今、この記事を読んでいるあなたが、
「今日はもう限界かも」と感じているなら、
とりあえず今夜は、生き延びた自分に100点をあげてほしいなと思います。
※本記事は筆者の個人的な体験にもとづいています。強い希死念慮や長期的な抑うつがある場合は、早めに専門の医療機関や相談窓口に頼ってください。一人で抱え込まなくて大丈夫です。

