音に敏感なHSP気質の私が、夜の静けさを守るためにしていること

ちょっとした物音や人の気配が気になって、なかなか眠れない。
そんな「音に敏感な自分」が、ずっとコンプレックスでした。
いわゆるHSP(とても敏感な気質)の特徴のひとつとして、
「音・光・匂いなどの刺激に影響を受けやすい」というものがあります。
今回は、音に敏感なHSP気質のわたしが、
夜の静けさを守るためにしている工夫を、いくつかご紹介します。
① 完全な「無音」を目指さない
静かな環境を求めるあまり、
「音が一切しない状態じゃないと眠れない」と思い込んでしまう時期がありました。
でも現実には、
・外を走る車の音
・遠くから聞こえる話し声
・家の中の生活音
をゼロにすることは難しいですよね。
そこで今は、
「完全な無音」ではなく、「自分にとって心地よい音」を増やすという発想に変えました。
② 小さな“音のバリア”をつくる
わたしがよく使っているのは、以下のようなものです。
- 耳栓:音を完全に消すのではなく、「少し和らげる」タイプ
- ホワイトノイズ:雨音や川の音など、一定のリズムの音
- 静かなヒーリングBGM:歌詞がないタイプ
これらをうまく組み合わせることで、
突発的な物音が気になりにくくなりました。
私が聞くBGMはこちら「自律神経にやさしい音楽」
③ 「この音は安全」と心に教えてあげる
HSP気質の人は、
小さな物音からも「危険かもしれない」と無意識に警戒してしまいやすいと言われます。
わたしは、夜に音が気になったとき、心の中でこんなふうに声をかけます。
- 「今聞こえたのは、上の階の生活音だね」
- 「外を走る車の音。特に危ないわけではない」
「これは何の音なのか」を言葉にしてあげることで、
体が少しずつ安心しやすくなります。
④ 「音に敏感な自分」を責めない
一番大事だと感じているのは、
音に敏感な自分を「欠点」だと思いすぎないことです。
敏感さは、
- 小さな変化に気づける
- 人の気持ちに寄り添いやすい
といった、やさしさや洞察力として働くことも多いからです。
このブログ「月夜のこころ眠り」では、
・敏感さと付き合いながら眠るコツ
・心地よい音との距離感
・HSP気質の夜のセルフケア
なども、ゆるく発信していきます。
音に敏感なあなたの夜が、少しでも安心に包まれますように。
※本記事は筆者の個人的な体験や感じ方にもとづいています。音への過敏さが日常生活に大きな支障をきたしている場合は、専門家への相談も検討してみてください。

