夜ぐっすり眠るために、実は大事だったのは「朝の最初の15分」だった話

「よく眠れない原因は“夜の過ごし方”にある」と思いがちですが、
わたしの場合は、「朝の最初の15分」を整えたことで、夜の眠りがだいぶ変わりました。
今回は、夜ぐっすり眠るために意識している、
朝のゆるいルーティンについて書いてみます。
① 起きてすぐに「今日の自分に挨拶する」
以前のわたしは、起きた瞬間から、
- 「やることリスト」が頭の中で勝手に再生される
- 「昨日のあれ、失敗したな…」と自己嫌悪が始まる
という状態でした。
今は、布団の中で目を開けたとき、まず最初に、心の中でこう言っています。
「おはよう、今日のわたし。」
たったそれだけですが、
「今日はどんなふうに過ごしたい?」と自分に問いかけるきっかけになります。
② カーテンを開けて、光を浴びる
科学的にも、朝の光を浴びることは体内時計のリズムを整え、
夜の眠りにも良い影響を与えると言われています。
スピリチュアルな意味でも、
朝の光には「新しいスタート」「浄化」のようなイメージがありますよね。
わたしは、起きてから数分以内に、
- カーテンを開ける
- 窓の外の空をぼーっと眺める
この2つだけは、できるだけ欠かさないようにしています。
③ マグカップ1杯分の「朝の休憩」を入れてから動き出す
朝からすぐにスマホやPCに手を伸ばしてしまうと、
1日のスタートが「情報の波」に飲み込まれてしまいがちです。
そこで、起きてから最初に飲む1杯だけは、
- 温かい飲み物(白湯、ハーブティー、コーヒーなど)
- スマホを触らず、ただ「味」と「温度」を味わう時間
として扱うようにしています。
これは、「今日もまたがんばらなきゃ」ではなく、「今日もまた始まるね」
と、静かに一日を迎えるための小さな儀式です。
④ 朝のメモに「夜の自分へのひとこと」を書いておく
小さなノートかメモ帳を用意して、
朝のうちに、
- 「今日やりたいこと」を1〜3個
- 「夜の自分へのひとこと」
を書いておきます。
例えば、夜の自分へのひとことは、
- 「今日一日おつかれさま。できなかったことがあってもOK。」
- 「たぶん今日もがんばりすぎるから、夜はちゃんと休んで。」
など。
夜になってこのメモを見返すと、
朝の自分からのメッセージに、ふっと救われることがあります。
私が使ってるノートはこちら「コクヨ(KOKUYO) ノート ソフトリングノート」
おわりに:夜の眠りは、朝の自分からの“バトン”
以前のわたしは、夜になってから慌てて心を整えようとしていましたが、
今は、
「夜ぐっすり眠るための準備は、朝から少しずつ始まっている」
と感じるようになりました。
このブログ「月夜のこころ眠り」では、
・夜の快眠ルーティンだけでなく、朝の心の整え方
・一日の始まりと終わりをつなぐ小さな習慣
・スピリチュアルな視点をまじえた一日のリズム作り
なども、これから書いていきます。
今日の朝の自分が、今夜のあなたにやさしくバトンを渡してくれますように。
※本記事は筆者の個人的な体験にもとづいています。生活リズムの改善には個人差がありますので、ご自身の体調や環境に合わせて無理のない範囲で取り入れてみてください。

