1日の“重たい気持ち”をお湯に流す。夜の「ゆるスピ入浴ルーティン」

「今日は心がずっしり重たいな…」
そんな日こそ、わたしは夜のバスタイムを大事な“リセット時間”にしています。
お湯に浸かることは、ただ体を温めるだけでなく、
一日の重たい気持ちをそっと手放すための小さな儀式にもなり得ると感じています。
今回は、わたしなりの「ゆるスピ入浴ルーティン」をご紹介します。
① お湯を張る前に、今日のモヤモヤをそっと確認する
いきなりお湯を張るのではなく、その前にほんの数十秒だけ、
今日1日を振り返る時間をとっています。
- 心に引っかかっている出来事
- 悲しかったこと、悔しかったこと
- うまくいかなかったな…と思っていること
それらを、日記に書くほどではなくても、心の中で軽くなぞってみます。
そして、お風呂の蛇口をひねるときに、
「このお湯に、今日のモヤモヤも一緒に流していこう」
と、そっと意識を向けます。
② バスルームの照明を「夜仕様」に変える
明るすぎる照明は、どうしても頭が冴えやすくなります。
可能であれば、
- 浴室の照明を少し暗めにする
- 間接照明やキャンドルを使って、やわらかい光にする
といった工夫をしてみます。
スピリチュアルな意味での「浄化」も、
実際にはこうした光のコントロールが大きく関わっているのかもしれません。
③ 入浴剤やバスソルトを、“テーマ”で選んでみる
入浴剤やバスソルトを選ぶとき、今日はこんなふうにテーマを決めることがあります。
- とにかく疲れた日:「癒し」「リラックス」をイメージできる香り
- 切り替えたい日:「浄化」「リセット」をイメージできる香り
- 前向きになりたい日:「前進」「クリア」をイメージできる香り
ラベルに書いてあるコンセプトや、自分の直感で選んでもOK。
大事なのは、「このお湯は、今の自分のために準備したものだ」と感じられることです。
私が癒されてるバスソルトこちら「Selune セルネ バスソルト」
④ お湯に浸かりながら、いらない感情を手放すイメージをする
湯船に浸かったら、最初の1〜2分だけ、
目を閉じて呼吸に意識を向けます。
- 鼻からゆっくり息を吸う(4秒)
- 息を少しだけ止める(2〜3秒)
- 口から長めに吐く(6〜8秒)
このとき、吐く息に、
- 「今日のイライラ」
- 「自分を責めている気持ち」
などを乗せて、お湯の中に溶かしていくイメージをしてみます。
スピ的には「ネガティブなエネルギーを流す」とよく言われますが、
わたしは、心に溜まったゴミを、お湯に預けるような感覚で捉えています。
⑤ 上がる前に、「今日を終わりにする」ひとこと
お風呂から上がる直前、湯船の中で静かに心の中で言うひとことを決めています。
例えば、
- 「今日の自分は、ここまででOK」
- 「続きは明日の自分にまかせる」
たったこれだけでも、
「今日に区切りをつけた」という感覚が生まれやすくなります。
おわりに:お風呂は、心と体を同時に洗う場所
お風呂は、体の汚れを落とす場所であると同時に、
心の疲れやザワザワを、そっと洗い流してあげる場所でもあるのかもしれません。
このブログ「月夜のこころ眠り」では、
・夜の入浴を“心のリセット時間”にするアイデア
・入浴後の睡眠を深めるための工夫
・入浴タイムに取り入れたい癒しグッズ
なども、少しずつシェアしていく予定です。
今日のお風呂が、あなたにとって、ただの「ルーティン」ではなく、
心と体をやさしく包み直す時間になりますように。
※本記事は筆者の個人的な体験にもとづいています。体調や持病などにより長時間の入浴が適さない場合がありますので、ご自身の体調に合わせて無理のない範囲で行ってください。

